2022年度 事業方針

3年目に入った新型コロナウイルスとの戦いで様々な制限のある中での活動になりますが、「全国どこでも24時間介護体制は作れます!」が少しでも実践出来るよう、そして広い北海道に住む患者さんご家族さんが安心し希望を持って生活していけるようにと願って役員一同活動して参ります。


◎入居可能な介護施設不足により在宅療養される患者が沢山見受けられます。人工呼吸器を装着した患者さんが、安心して在宅生活を営むことが出来ることを願い2014年から始めた「介護職員等によるたんの吸引等の実施のための研修(特定の者)第三号基本研修」も今年で9年目を迎えます。今年も例年通り喀痰等研修第三号基本研修を実施して介護者の育成に努めます。


◎今年もALS相談会「絆サロン」を開催いたします。

 この2年、新型コロナウイルス感染拡大等の影響で外出制限や会場の使用制限で参加者も減少していますが、「絆サロン」はALSの相談会として定着してきており、この場の大切さを痛感しております。

 特に初期段階の患者には不安しかありません。先々において充実した療養生活が送れるようにと、患者さんご家族さんに寄り添って共に考えていきたいと思います。


◎オンライン相談会を実施します。

 ZOOMを使用してオンライン相談会を実施します。


1.相談活動(講演会・交流会)

・総会時…講演会・交流会を開催予定
・難病連全道集会…8/6 全道集会 オンラインで開催
・ALS相談会「絆サロン」開催…4月~12月(8月を除く)翌年3月 第2木曜日
  時間 13:00~16:30  会場 かでる2・7 2F ボランティアフロア
・オンラインでの相談会の開催

2.広報活動

・機関誌「絆」105号 106号 107号 108号の発行
・ホームページの活用による情報発信
・報道機関の取材協力 (ALSを広く知らしめる)

3.組織活動

・運営委員会4回開催予定
・千歳支会並びに帯広支会活動への支援
・JPA患者会リーダー養成研修会への派遣
・難病連各事業への参加・協力
 札幌支部チャリティバザー、チャリティクリスマスパーティ
・歌の翼隊の派遣

4.日本ALS協会本部、行政、医療機関との連携、要望活動

 日本ALS協会本部、行政、医療機関へ、必要に応じて支部、支会としての要望活動、そして北海道難病連等との連携を進めて行きます。